2014/10/04

スクール・オブ・ロック(2003年)



LOCKじゃなくて、ROCKの方の話

僕の今のところ一番好きな映画です


ジャック・ブラック演じる主人公デューイは売れないバンドマン。

熱いロック魂を持つがゆえに、いち早くメジャーデビューしたい他のバンドメンバーとの

意見の食い違いから脱退させられる。

非常勤講師の友人ネッドの家に間借りしていたデューイは金欲しさに友人に成りすまし

ホレス・グリーン学院で働くことに。もちろんやる気も技術もないので適当に時間を

潰していたデューイだったが生徒たちの音楽の才能に気づき、ロックの授業を始める。

最初は困惑していた子供たちもデューイの授業に夢中になっていく…



常にハイテンションな愛すべきロック馬鹿

                    観ると元気になれる名作です



僕が良い映画の基準として、一番意識しているのは「家族にすすめられるか

ということです。(好きな映画とは別)

つまり必然的にエロ・グロ描写の強いものや多いものは除外されます

そういう意味でこのスクールオブロックは最高です。エログロ皆無なので、幼稚園児にだって

観せられます(内容を理解できるかは別として)


 ネッド役でジャック・ブラックのリアルな友達であるマイク・ホワイトがジャックのために

脚本を書いたというこの映画。

なので主人公デューイの性格は普段のジャックとほとんど変わらないのだとか

監督はリチャード・リンクレイターという方



 演出とかの話をすると、映画においてシーンの切り替わりというのは、一度にたくさんの情報を与

えられるので結構観てて疲れます(個人的主観ですが)

先ほどまでの状況をリセットして「今は何時なのか」「今どこにいるのか」「誰がいるのか」

「何をしているのか」などの説明を映像で説明しなければならない上、これを怠ると全体的に

よくわからない映画になってしまう。



 そこでこの映画ではシーンの切り替わりごと(ほぼ全部)に

ロックの曲が流れます。フルハウスとかドラマではよく見る方法だけど、

映画ではあんまりないかも。曲があるだけでシーン同士がスムーズにつながります


 あと洋画特有のしんみりしたシーンが無いのも嬉しい

ド派手なアクションシーンの後、敵の攻撃が届かない場所に逃げ込み、主人公が自分の過去を

語りだす、みたいな。そういうシーンは高確率で眠くなるので好きじゃない



ラストシーンがまた良い…

かなり有名な作品ですが、観ていないのならぜひ。 おススメです!



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